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夜桜と世界一の猫

なにやら世界一の猫がいるらしい。

『世界一美しい猫たち ラパーマ』の表紙を飾ったねこ様が住む超都心の高級マンションにて、久しぶりの個人宅ケータリング。

気高い猫かと思いきやすんごい懐っこい!くっついて歩いてくるし、おなかは出すし。

 

『夜桜と世界一のねこの会』。お出ししたお料理たちは、まずちょいとおつまみに香川と愛媛のオリーブをマリネしたもの。

 

いちごとリコッタ。

かかっているのはオリーブオイルのお勉強でお世話になっている伊スローフード食科学大学で長年教授を務めるオリーブオイルブレンダーのクリスティアーノ・デ・リッカルディスさんプロデュースのレモンオリーブオイル。じっくりオリーブの実とレモンを一緒に圧搾して作る香り高きオイル。

 

南三陸の噛み締めるとじわじわ旨味いっぱいのタコ、文旦、菜の花のマリネ。

 

シャルキュトリー盛り合わせとお野菜。

 

久しぶりに肉加工品を作りました。やっぱり楽しいなぁ。

肩ロースのハムと、タンの冷製、軽めに仕上げたリエット、くどさのないレバームース。こっそりスパイスを忍ばせつつ、フルーツをプラスしてみたり。

名残のれんこんエチュベと若い春菊のサラダ。

 

ビーツとサワークリームのスープ。

 

羊の肩ロースと舌をつかったメルケーズと、コリアンダーの香りのフムス的ソース。

 

メインは大分県からやってきた鹿!

勝手の違うキッチンでの肉の火入、いつも緊張します。しっかり熱がなかまで伝わりつつ、つるりとした赤みの食感を損なわないように。

今回はふきのとうのクスクスと野菜のコンソメで煮含めたたけのこを添えて。

この組み合わせおいしい!!

鹿にかかっているのはドライにしたブラックオリーブ。クスクスにもオリーブ入っているのでつなぎ役に。

 

最後はフロマージュ。状態の良い子たちをそろえました。

ワインは途中から不足気味だったみたい。一人1本じゃ足りない!?

 

今回はねこ様とたわむれつつ(流しの中やゴミ袋の中の食べ物をあさるのです。油断大敵!)お料理ができました。またこちらのおうち、お邪魔したいなぁ。