エクルヴィス(ザリガニ!!)
日本の生態系に影響を及ぼす外来種生物。
その中でも「緊急対策外来種」に指定されているウチダザリガニさん。
日本では馴染みがないけれどもヨーロッパでは高級食材として扱われています。
スウェーデンの夏の風物詩、「kräftskiva(クレフトフィーバ)」いわゆるザリガニパーティーでは山盛りにされたザリガニさんをお酒を飲みながら手掴みで美味しそうに食べます。
本来ヨーロッパザリガニを食べるのですが、数が少なく、今はウチダザリガニを食べることが多いそう。
そんなウチダさんが、日本に入ってきて各地で繁殖しています。
北海道の阿寒湖のものが市場に出回っていますが、福島県の某湖でも大量に、かつ敵が少ないのでのびのびと増えているのです。
コロナ禍が落ち着いたのか落ち着いていないのか…GoToトラベルで人も動き出したし、そろそろ東京から出てもいいかなと10月、「外来種駆除」の急ぎ足の旅に出発。
卵を蓄え脂が乗ってくる時期ですしね。
早朝、カゴを仕掛けてもらって15時くらいに見にいくと…
なんとたった1匹!!!!
しかも小さいー。
ザリガニさんは夜行性なので暗くなってから餌を探し始め、朝方にはお休みに。
今回は弾丸旅だったので前日からの仕掛けはできなかったので籠に入っていたのは1匹だけ。(でも早朝、長距離移動して仕掛けてくれてありがとう)
でも籠を上げた後、湖から流れる川で潜って大量捕獲してくれました。
水冷たいのにありがとう。(その間に私はつまみ作り)
大きいのがいる!
立派な爪。
下処理して、茹で茹で。
むほー。
会津若松の農産物直売所で買ったお野菜で作ったつまみも並べます。
ここの宿、調理道具が充実していて嬉しいなぁ。
美しいお姿。
こちらは凄みあり。
雌は卵持ってましたよ。濃厚。
身も甘い。
今回は持ってきてもらった「ふくどじょう」も食べました。
ゴボウと一緒に味噌仕立て。(写真撮り忘れた)
「あじめどじょう」に比べて評価の低いどじょうだけど美味しかったなぁ。
そしてずっと行ってみたかったお店にも行きました。
いいお店!
焼き物いろいろ食べたし馬刺しも美しい。
お客さんが他にいなかったので、お母さんと息子さんにお話しいろいろ伺えました。
翌日、農産物直売所2箇所に行きました。
コロナ禍の影響で半年以上、新潟含め、野菜の産地に行けていなかったので興奮気味に野菜を購入。
電車の移動、結構大変でしたが、おいしいものなら苦になりませんよ。むふ。
今回、ザリガニさんの寄生虫に何匹か出会いました(ぎゃーーー)。
ご興味のある方こちらの写真をどうぞ。
みたくない方はスクロールしないでくださいませ。
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いやね、これがぴろーんと出てくるんですよ。
ザリガニさんの体内でかなりの割合占めていそうだけど、お互い窮屈じゃないのかな。