ルッコラ畑と春菊、トマト
翌月の「おいしいお皿」のためのお勉強。
ルッコラ生産者さんを訪れました。
茨城県のアクト農場さん。
立派なハウスが立ち並び、ルッコラ以外にも春菊、トマト、バジル、水菜など栽培してらっしゃいます。
ルッコラのハウスは数棟を順繰り使います。
芽出しのハウス。
それを定植します。
このくらいになったら収穫。
こちらの農場は土づくりをすごく丁寧にしてらっしゃいました。
養分たっぷり、ふかふか〜。
葉野菜は虫が付きやすいけど、生で食べるものなので農薬は使いたくない、なので良い土を作り、できる限り虫がつかないようハウスなどでガードするとのこと。
ん?これは!?
ルッコラの中に紛れているのはセルバチコでは!!
聞いたらセルバチコも少し栽培していたけど、日本の場合は一葉ずつ摘んで出荷せねばならず、その割に販路も少なく割に合わないのでやめてしまったとのこと。
その残りの根っこが出てきたのかしら、とおっしゃっていました。
セルバチコ、売って欲しいなぁ。
ヨーロッパみたいに株ごとドーンと出荷してくれたらいいのになぁ。
ルッコラ、美味しくってお話聞きながら畑でむしゃむしゃ食べちゃいました。
春菊のハウスも見学。
いい太さ!そして甘かった〜。
驚いたのはトマトのハウス。
わかりにくいですが、宙に浮かせて栽培しているのです。
初め、土が見当たらなかったので「水耕栽培ですか?」と聞いてしまったくらい。
グレーのビニールで覆われた部分に土が入っていて、そこにかなり感覚を開けてトマトが植えられています。
極力少ない土とお水でかなり大きく茎を伸ばすように棚を作るそうです。
温度管理、水の管理、すごく手間をかけています。
ルッコラの畑とは全く違う土!
トマトは鍛えて美味しくさせるのか!!
原産地に近い状態にすると、塩分を含む土で育てたり、極力水を与えなかったり、いろいろな栽培法が近年行われています。
こちらはスパルタだけどしっかり守りながら作っていました。
できたトマトはみっちりずっしり。