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おいしいお皿講座 出汁(だし)シリーズ1「昆布」 2018年7月

2018.07

野菜などの食材をテーマにお勉強する講座ですが、今回は初めて出汁(だし)を取り上げました。

レシピ本で「だし」とだけ書いてあることが多いですが、一口に「だし」と言っても多様な種類があります。

みなさん困らないのかなぁ。

昆布ひとつとっても、種類やらだしのひき方で味わいはかなり異なるんですもの。

 

北海道の産物である昆布が、なぜ日本各地、そして中国まで広まっていったのか、その歴史のなんと興味深いこと。

北前船で運ばれ各地で取引されていたのは知られた話ですが、さらに遠く、中国との密輸が明治維新に関係していたなんて!

説明中のみなさんの「ほぉ〜」とか「へぇ〜」がいつもよりたくさん(笑)。

産地によって形も厚さも違います。もちろん産地の中でも等級分けされております。

 

昆布の種類で出汁の味がどう違うか…食味比較は楽しい!

色合いも違うんですよー。

 

昆布が見えないけど昆布なしには成り立たない本日のメニュー。

7月の食卓なので夏野菜が色鮮やかですね。